2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

手術決まる

転院してから1週間、面談のために車椅子で別室に運ばれて、話し合いの(と言っていいのか?)時が来た。 医師「○○さん、私の見る所では手術をおすすめします」 医師「ヘルニアを除去すれば、右腕も動き出すかもしれないです、加えて、また乗られるかは存じま…

あら、快適じゃないか

地元の脊髄損傷病棟、とにかく親切な対応。 バイタルも丁寧で、何かと身体の辛い時にはすぐさま来てくれる。 食事もご馳走。 転院三日目で部屋が移動になったのだが、その不安も瞬時に消える、とても快適な空感だった。 6人部屋のスペースに四人、一人分のカ…

転院、そして地元へ

待ち焦がれた転院の日が訪れた。 担架で救急車に乗せられ、地元の病院へ。 もちろんサイレンは鳴らさず、普通に移動する。 救急車の窓から見える景色、久しぶりに見慣れた景色を目の当たりにして、嬉しさと希望が胸に込み上げる。 約30分程で到着、地元の良…

あれから約一ヶ月

入院生活スタートから約一ヶ月、僅かに動く左腕でベッドの柵に掴まり姿勢を起こそうとしたり、反応がある脚に積極的に動きをイメージし、生まれた目標 「自分の脚で立つ」 にむかって日々ベッドでトレーニングをしていた。 リハビリルームでも車椅子から、抱…

お風呂、リハビリ…

あれから長く経って記憶も曖昧で入院生活の中での出来事が前後する事もございます。 三週間ほど経って、転院も決まって、転院の日を心待ちにしながら過ごしていた。 今日は久しぶりの入浴、寝かされたまま台を移し替えられ入浴場へ。 そのままの状態で脱がせ…

汚い事だけどこれが現実

頸髄損傷、脊髄損傷、なってしまうと避けられない問題 「排泄」 ここから汚い事だけど、現実のお話し。 読まずにこの記事はスルーが推奨です。 私は頸髄損傷の上から数えて三番目,ここで頸髄損傷をして、尚且つヘルニアも出てるので、脳からの司令はほぼ身体…

二週間程経って

入院生活が二週間程経っただろうか。 首にはコルセット、ステロイドの点滴は入院三日で外れたが、導尿のバルーンは繋がれてる状態。 毎日のバイタルの時間と食事とリハビリ、それが唯一の楽しみ。 この日、まさかの出来事が身体に起きていたとは… 「褥瘡」 …

好きで困らせてるんじゃない…

自分で鼻すらかけない身体。 とにかく看護師さん達が頼り。 しかし看護師さんにも色々いる。 本当に優しくて、 「遠慮なさらず何時でも呼んでくださいね」 数名の看護師さんは、そう言って、よく診てくださった。 心の底から夜の忙しい時に申し訳ない気持ち…

眠れない休まらない毎日、助けの…

もう4日間眠れてない。 眠気も来ないのだが、痛い痺れる動けない、高熱、退屈。 せめて眠れる時間だけでも欲しい。 とある夜の事。 看護師さんに言ってみた。 「もう4日間眠れてないんです、眠気が来ないので、常に辛さと向き合って疲れてます。」 「せめて…

迎えた翌日、やっとの食事など

眠れぬまま迎えた朝、既に背中が痛い、辛い、喉は酷くかわいたまま。 とにかく眠りにつきたい、それが望みだった。 どのように午前中が過ぎたのか分からなかったが、昼前に嫁さんが来てくれた。 看護師「お昼からお食事食べて頂けますよ、内臓系の病気とかで…

眠れないどころの騒ぎじゃない

そしてスタートした入院生活、点滴や導尿の管に繋がれ、動かない身体で仰向けに横たわる。 ナースコールは勿論、押すことなんて出来ない上に、息を吹きかけて使うブレスコールなる物も、足りてないらしく 「何かあれば大声で呼んでください」 詰所まで届くの…

担ぎ込まれた時のやりとり

病院に担ぎ込まれた時、担架から当然移動させられるのだが、とにかく 「痛い!」 先の過去ログの診断を医師に知らさせる前に身体を動かされるのだが、骨折もさながら、脊損ショックで、まるで神経が肌から剥き出しになったように感じる程の激痛が。 「ほかの…

安堵、そして…

「だいじょうぶですか?今助けます!」 二人の若い人が溝に降りてきて、私の頭を支えて容態を気遣ってくれた。 そして間もなく、その仲間と思われるスポーツカーの音が二台、次々と降りてきて、救急車に連絡してくれた、どうやらその仲間の合流を待って、低…

落車、気絶、目覚めれば。

2016年の10月27日、定時が5時、自宅まで車で15分。 玄関開けて自転車に乗れば峠へのアクセスに恵まれた環境。 その日はストラバというアプリの区間タイム上位に組み込める気がして、風は強かったが、すぐさま自転車の用意をしていた。 「こんな風の強い日、…

目覚めれば…

2016年の10月27日にロードバイクで単独事故を起こし、頚椎、胸椎を骨折し、C3頸髄損傷になり、今日までの過去を自分なりに記録する 「過去ログ」です 長い時間が経って、記憶の薄れた部分も有るけれど、思い出しながら、時間を見つけて綴りたいと思います。 …