クリスマスイブ
久しぶりの我が家の夜を楽しんで、夜更かしして眠りにつき、そして朝を迎えた。
嫁さんが2階から降りてきた。
嫁さん「おはよー、よく眠れた?」
「おはよー、うん、やっぱり家だと落ち着くね」
病院に戻るのは夕方、今日もゆっくりしよう。
ラックに輝く愛機達
その一台の愛機サーヴェロS3
あの事故で、どうやって無傷だったんだろ?
事故の瞬間は記憶が無いため、本当に不思議です。
まもなく朝食が整い、車椅子でテーブルに押してもらう。
長男と長女も揃い、まるで当たり前のような風景が広がる。
左手でスプーンを持つ事がなんとか出来るので、和食もこれで食べる。
日中どう過ごしたかな?もう覚えてない。
そして夕方
嫁さん「お父さん、そろそろ」
「ああ、もう帰らなきゃ(笑)」
リビングの窓から今度は引きずり降ろしてもらう、上がる時より脚から出してもらうので、幾分か手間も少なかったようだ。
子供達に
「元気でな!たまには見舞いもきてくれ」
生返事で見送られ(笑)
車は見慣れた景色の中、病院へ向かう。
地元なので直ぐに到着。
「○○さん、おかえりなさい!楽しかったですか?無事で良かった!」
早々に詰所の皆様に歓迎される。
「ありがとうございます、お陰様で我が家を堪能出来ました。」
嫁さん「お父さん、それじゃ」
「ありがとう、気をつけて」
病院のベッドに横たわる。
リクライニングを上げてもらい、テレビを付けてもらう。
そして夜になり、夕食が運ばれてくる。
クリスマスイブ、夕食に唐揚げだったか、チキンだったか?そのトレーに小さな可愛らしい箱が。
「○○さん、ケーキですよ、召し上がってください」
今年は二度もクリスマスイブを楽しめるなんて。
食事も終わり、テレビを観る。
夜のバイタルも終わり、消灯後の部屋で夜更かしテレビ。
深夜12:00頃に眠剤や神経薬を飲ませてもらい、眠りにつく。
色々抜けてる出来事も多いのだが、まもなく12月26日、脊髄損傷病棟から、少し離れたリハビリ病院に転院する事に決まった。
抜けてたこの病院でのリハビリは、また次に書こうと思います。
今日はここまで、続きはまた。